愈々、「第5回世界空道選手権大会」の前哨戦 「第3回アジア空道選手権大会」 !!!(前篇)
今年は「第3回アジア大会」を控えているためか、殊の外、賑やかな夏でした。その辺から11月の大会の参加国や選手、予想なども触れながら2回に亘ってレポしてみます。
まず、6月の初めには突然、中東の「カタールスポーツテレビBeIN-sports」という局が、飛び込みで連絡してき、5月の「体力別選手権大会」と、そのあとの内弟子、寮生の生活ぶりから普段の道場稽古までを撮影し、15分のTV番組として中東、北アフリカ地区に放映するということでした。
空道はこの地区では現在、北アフリカのモロッコ、中東のUAEにのみ展開しています。折角、遠征をしたエジプトやクエートはアラブの春の騒動以来連絡がないので、何らかの新しい目が芽生えるかもしれません。(放映後、早速、チュニジア、イラクなどから連絡あり!!9月30日現在)
その後、7月20日には、ムエタイ経験者で、日本武道に大変興味を持たれているタイの CHAROEN POKPHAND GROUP CO.,LTD CHAIRMAN SOOPAKIJ・CHEARAVANONT (チャロン・ポカパン グループ 会長 スパキット・チャラワノン氏)が、「日本の武道を見たい」というので、その友人の、亀田製菓代表取締役社長 佐藤 勇 様、共々総本部に来られて、演武を見ながらもご自身のご経験から様々に質問などもされ、興味深げに見て行かれ、その後の商談の席でも暫く空道の話題が絶えなかったとか。
左から 東塾長・亀田製菓代表取締役社長 佐藤 勇 様
チャロン・ポカパングループ 会長 スパキット・チャラワノン氏・東事務局長
そして8月のサマーキャンプまでは、インドネシア、ミャンマー、イタリア、アメリカ、ウズベキスタン、ガーナ、シンガポールなど、支部のある国、まだ支部のない国や地区等々から多くの支部設立希望者が来日し、本部見学をしたり、セミナーを受けて行きました。
さらには、8月5~6日の関東地区のサマーキャンプには、アンチ・ドーピングのセミナーが、KIF アンチドーピング委員会(KIF・AD委員会)、渡部 厚一 委員長(筑波大学体育系准教授)、三刀屋 亮 委員 (空道連盟専属公認スポーツファーマシスト)、村田 晴香 委員 (規律パネルメンバー、弁護士)などの出席で、 アジアの7か国(※1) 30数名の海外の塾生を対象に行われました。
海外からの参加者は、昼には基本に、移動に、スパーリングと、熱い汗を流し、(当然、セミナ後は宴会にも笑)、秋の「第3回アジア空道選手権大会」(※2)での再会を誓って行きました。